薬としても大活躍の酵素

酵素の働きを利用した薬

酵素は、いろいろな商品に使われていますが、薬にも酵素が使われています。

例えば胃薬のような消化薬。

タカジアスターゼという酵素は、消化薬として使われていました。

今では、より強力な消化薬にするため、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼなども入っています。

また、蓄膿症を改善するための薬にはプロテアーゼという酵素が使われています。

酵素の働きをうまく利用して薬を作っているのです。

ですが、ここで疑問が生じます。

「酵素が入った薬をそのまま飲んでなぜ効果があるのか?」

ということです。

なぜなら、薬だって食べ物と同じで消化されていまうはずだし、万一消化されなくても異物と見なされて免疫作用により排除されてしまうのでは?

ということです。

ですが、この辺は当然、しっかり考えられています。

薬の効果を発揮するまでは、消化されないようにコーティングしたり、異物と見なされないようにたの物質をくっつけたりしているのです。

じゃないと、薬にはなりませんからね。

ただ、酵素の医療薬がどのようなメカニズムで効くのかはまだわからないことが多いようで、研究はずっと続けられています。

酵素って奥が深いので、完全に解明されるには、さらに時間が必要なんですね。